
前回ご紹介した放置型RPG『Whipper』のフォロワー作とでもいうべきアプリを今回はご紹介したいと思います。
それがこの『Logging Quest』。
『Whipper』にインスパイアされて作られたというゲームだけあって、ゲームシステムの面では共通する点が多く、『Whipper』を遊んだことのある人ならすぐに遊び方はわかるだろうと思いますが……。
一方でこのゲームでは、『Whipper』にはなかった、様々な要素が盛りこまれています。
おそらく『Whipper』を遊んだこのゲームの作者さんが「こんなシステムもあればいいのになぁ」というものを、そのまま入れ込んで実現させた、という感じなのではないでしょうか。
初めてゲームをプレイする時は、まずプレイヤーの分身となるキャラクターの作成から始めることになります。
決められるのは、キャラクターの名前と種族、ゲーム難易度、そして5種類の能力値(ステータス)。
種族は人間・エルフ・ドワーフ・小さい人(=ホビット?)の4種類から選べます。
選んだ種族によって、能力値の基本値が変化します。
人間ならば平均的に、エルフはINT(知性)、AGI(敏捷性)が高く、ドワーフならばSTR(筋力)、VIT(体力)が高め。小さい人ならAGIとDEX(器用度)が高い、という具合。
種族を決めたら、あとは8点のボーナスポイントから、好きな能力値に割り振って、自分好みの能力のキャラクターにすれば、キャラクターは完成です。
ゲームの拠点となる街で利用できる施設は、「宿屋」「取引所」「倉庫」の3つ。
宿屋では現在のプレイヤーキャラのステータスを確認したり、宿の主人から話を聞くことができます。
宿の主人の話す内容は、ゲームの進行度合いによっても変化するので、まめに話を聞いて、向かう先のダンジョンを決める参考にするといいでしょう。
取引所では、所持金(GP)と引き換えに装備やアイテムを買ったり、手に入れた戦利品を売却したりすることができます。
あまり装備の品揃えはよくないので、ある程度ゲームが進んだら、戦利品の売却か薬を買う程度の利用が多くなりそうです。
倉庫では所持品の出し入れができます。
一度に持ち歩けるアイテム数には限りがあるので、プレイヤーキャラが冒険から帰ってアイテムを持ちかえってきたら、不要な品は倉庫に入れておくようにしましょう。
町はずれから、キャラクターを冒険に旅立たせることができます。
向かう先のダンジョンと、目標の階を選択すれば、キャラクターは冒険に出発します。
あとは帰還予定時刻まで放置しておくだけ。
この辺は『Whipper』と同じ感じですね。
この『Logging Quest』独自の要素とも言えるのが、冒険中のキャラクターに「この状況の時はこうしろ」という命令を与えておける「戦術」です。
「探索の戦術を作成」「戦闘の戦術を作成」のボタンから、それぞれ探索中・戦闘時に、特定の状況になったらどういう行動をするかを設定しておけます。
回復アイテムなどはここで戦術を設定しておかないと上手く使ってくれないので、ここでどのような戦術を与えておくかによって、冒険の成功率は大きく変わってきます。
「最新の探索ログを表示」で、現在冒険に出ているキャラクターがどんな状況でどういう行動をしているかを確認できます。
はらはらしながら見守るもよし、帰ってくる時間まで放っておくもよし、ですね。
『Whipper』の延長線上にあるゲームシステムのこの作品、ついつい本家『Whipper』と比べて見てしまいがちなのですが、明るくてとっつきやすい雰囲気の見た目や、よりプレイヤーがキャラクターに対して様々なことを設定できるようになっていたりと、また違う趣のあるゲームに仕上がっています。
見た目が渋くて合成などちょっとマニアックな面もある『Whipper』と比べると、この『Logging Quest』は初めてのプレイヤーにもとっつきやすい反面、パラメータの配分や戦術の要素など頭を使うところも大きい、という感じでしょうか。
『Whipper』をプレイして気に入った方はもちろん、未プレイだけど、手軽に遊べて時間をとられないRPGが遊びたい、という方はぜひプレイしてみていただきたい作品です。
- 掲載時の価格:無料
- カテゴリ:カジュアル
- 執筆時のバージョン:1.0.4
- 販売会社:shirobakama724
その他ゲーム
更新:2012年1月13日 6:52 PM



